暮らし ニュース 2022年03月04日号 箱根町

ユニバーサルツーリズムを推進
福祉動画で箱根をPR

2022/03/04

高齢や障がいの有無にかかわらず、誰もが観光を楽しめる環境づくりとして、箱根町社会福祉協議会と箱根DMO(箱根町観光協会)が協働でドラマ仕立てのオリジナル福祉動画の作成を進めている。2月17日と18日、そのロケが町内で行われた。

同協議会では昨年、町内の観光業などに従事する職員研修向けに、車いすの操作や介助方法などを解説した動画を作成。車いす利用者が箱根を一人旅するという設定のもと、カフェや旅館で撮影した。

今回はその第2弾。誰もが安心して旅行ができる「ユニバーサルツーリズム」を町と一体となって推進している箱根DMOとコラボし、箱根観光の魅力も伝える内容にした。

テーマは「車いすユーザーと楽しむ箱根の乗り物編」。駅におけるバリアフリー化の推進などを伝え、坂道での介助が軽減できる用具などを紹介する。

キャストは第1弾と同じく、町内在住で車いす利用者の武藤晴美さん。友人と一緒に電車を使って箱根を旅するストーリーで、湯本や強羅でロケ。17日には、箱根湯本駅構内で大名行列の衣装を着た勝俣浩行町長らが出迎えるシーンを撮影した。

動画は3月末にYouTube内の同社協チャンネルで公開予定。


▲観光客を出迎えるシーンを撮影する関係者(17日、箱根湯本駅で)

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