関東で一番早い梅の初もぎ
小田原梅 出荷開始
2022/05/27
小田原特産の梅の「初もぎ」が5月23日、曽我梅林で行われた。
「かながわブランド」にも登録されている小田原の梅。関東の産地で最も早い収穫という。
生産農家でつくる小田原市梅研究会(柏木茂髙会長)によると、今年は開花が遅く、雨や低温が続いたため例年より実は小さめとのこと。ただ、このところ気温が上がっているのでこれから肥大が進むことが期待される。出荷数量は梅酒用・梅干し用あわせて計140トンを見込んでいる。
この日は、梅酒用の品種を収穫。同研究会の会員らが木から一つずつ丁寧にもいでいった。今週末から本格的に出荷が始まり、小田原オリジナル品種で梅干し用の「十郎」は、6月上旬から開始される。
「梅は健康食品。ぜひたくさん食べてほしい」と柏木会長。
▲青々とした実をつぎつぎに収穫