「小田原室内管弦楽団」と共演
神奈川フィルが小田原公演

今年度創立50周年を迎えた「神奈川フィルハーモニー管弦楽団」と、市政施行80周年の小田原市が、それぞれの節目を記念した「神奈川フィル フューチャー・コンサート」を開催する。1月30日(日)、小田原市民会館大ホールにて。14時開演。
ゲストは、20代～30代の若手演奏家が中心となって昨年7月に発足した「小田原室内管弦楽団」。「神奈川フィルさんの力を借りて普段はできない壮大な曲にも挑戦できるので、メンバー一同張り切っています」と代表のヴァイオリニスト・舟山奏さん。思い出のある市民会館で演奏できることも感慨深いと語る。
コロナ禍で音楽界も大きな影響を受けた今年。「楽団員も数ヵ月演奏ができない日々でしたが、公演に向けて演奏できる喜びを感じています。その一体感を感じていただけたら」と神奈川フィル営業部の田賀浩一朗さん。地元で愛される団体との共演を楽しみにしているとのこと。
指揮者には、神奈川フィル名誉指揮者の現田茂夫さんが登壇。曲目は、豪華で耳馴染みのあるものを中心に揃えた。舟山さんは、「音楽の力で少しでも皆様の気分転換になれば」と呼びかけている。

▲小田原室内管弦楽団代表の舟山奏（かなで）さん

▲今年度で創立５０周年を迎えた「神奈川フィルハーモニー管弦楽団」

-小田原市, 文化, コンサート・公演・映画, イベント情報, ニュース, 2020年12月11日号