ニュース 山北町 二宮町 2021年07月09日号

二宮町の画家・山本茂富さん
山北町の「大野山バッジ」を製作

2021/07/09

山北町観光協会は6月1日より、山北町の大野山の山開きを記念したピンバッジの販売を始めた。
大野山は標高723メートルで、関東の富士見百景にも選ばれた山頂からの眺めが人気。
山頂付近の牧場には黒毛和牛やジャージー牛がおり、毎年4月29日に山開きが行われる。
バッジの絵柄を手がけたのは、二宮町在住で画家の山本茂富さん。
画業のかたわら、訪れた山のオリジナル登山バッジを製作している。個人的な楽しみとして10年以上続けており、今までに作った種類は1000以上にもなる。
それまでは市販のバッジのコレクターだった。だが、「集めるだけでは刺激がない」と自分が欲しいと思うものを作るように。山を登ってスケッチし、それをパソコンに取り込んで形に。一部は販売もされている。色彩豊かな仕上がりは山本さんならではの特徴。「自分らしいものを作りたいと思っています」。
自宅近くの吾妻山には毎日登り、季節の変化を楽しんでいる。大野山は「牧場もある楽しい山。景色も良い」。バッジには、牛や富士山をデザインした。
価格は税込600円。山北駅前のふるさと交流センターや道の駅山北、丹沢湖記念館、西丹沢ビジターセンターで販売中。購入の問合せはTEL.0465-75-2717同観光協会へ。

▲製作したバッジを持つ山本さん

▲大野山のバッジ

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