ニュース 産業 秦野市 2022年11月04日号

登山客が休めるカフェや特産品の販売など
秦野駅から地域の魅力発信
期間限定の店舗が開業

2022/11/04

小田急電鉄㈱は9月22日、秦野駅改札外に丹沢方面へのトレッキングなどのアクティビティ拠点となる店舗「丹沢日和」を開業した。秦野産にこだわった飲食・物販を揃え、登山客の利用も多い同駅から地域の魅力を発信。営業は来年3月31日(金)までの期間限定。

店舗は、以前あったパン屋「HOKUO」の跡地を活用。山小屋をイメージし、丹沢の自然を感じられる空間。15時までは登山客らが一息つけるカフェとして営業し、それ以降はお酒を楽しめるバルとして仕事帰りの駅利用客も気軽に寄れる。

販売しているのは、秦野産小麦を使ったパンや秦野米のおにぎり、漬物、丹沢シカのソーセージドッグなど。お酒は、地酒や秦野産の茶葉使用のクラフトビールなど。ジビエ肉のおつまみも。

開業のきっかけは同駅係員のアイデア。駅を利用する登山客のニーズを探るべくアンケートを実施し、そこから「登山×温泉×食」というキーワードが浮かんだ。駅員企画のトレッキングツアーなど、店舗を拠点に様々なイベントも仕掛けていく。

運営は、秦野の地域活性化をテーマに活動する団体「ココハダLAB」が担当。地域とも協力し、駅を中心とした活性化に取り組む。

営業時間は平日7時30分~21時、土曜7時~22時、休日7時~20時。不定休。


▲期間限定で開業したアクティビティ拠点「Nature Activity Base TANZAWA BIYORI(丹沢日和)」

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