小田原市 歴史 ニュース 2022年11月18日号

小田原東高校が100周年
生徒や教職員、同窓会らが盛大にお祝い

2022/11/18

県立小田原東高校(塩浦健吾校長/小田原市東町)の創立100周年記念式典が11月5日、小田原三の丸ホールで開催された。在校生や教職員、保護者、同窓生らが100年の歩みを振り返り、新たな門出をお祝いした。

同校は幾多の統合や再編を経て、昨年に創立100周年を迎えた。学校関係者や同窓会、PTAではこれを記念し、「創立百周年記念事業実行委員会」を組織。式典などの記念事業の準備を進めてきた。

当日は、実行委員長で同窓会長の石田武さんが「一本のタスキが何回も色を変えながら今日まで引き継がれてきた。先輩として心から感謝を表したい」と、これまでの歩みに思いを寄せてあいさつした。

また、来賓として武井政二県副知事、花田忠雄県教育長、守屋輝彦小田原市長が祝辞。松本美子PTA会長と門松優瑚生徒会長が祝いの言葉を述べた。

続いて、邦楽部と吹奏楽部が記念の演奏を披露。また、生徒がスライドを使って同校の歴史を発表し、開校当時の校舎の写真などの貴重な資料を紹介した。

その後は、お堀端コンベンションホールで同窓会による記念祝賀会が開かれた。沿革を記したパネルの贈呈や記念植樹の報告が行われたほか、卒業生の演歌歌手・門松みゆきさんのコンサートも行われ、会場を盛り上げた。

同校は1921年、足柄実科高等女学校として開校したのが始まり。主に商業分野における実践的な教育を提供し、地元の経済界で活躍する卒業生も多い。


▲式典で校歌を歌う在校生たち

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