神奈川建築コンクール
開成町庁舎が最優秀賞
2022/11/25
第64回神奈川建築コンクールの結果がこのほど発表され、開成町庁舎が一般建築物部門の最優秀賞を受賞した。
神奈川県の建築文化・建築技術の向上を図り、魅力あるまちづくりを推進するため、県及び12市が主催。住宅部門と一般建築物部門があり、過去２年間に完成した建築物が対象。
開成町庁舎は、省エネルギーや再生可能エネルギーの活用により、「ＺＥＢ」（ネット・ゼロ・エネルギー・ビル）の認証を受けた初の庁舎として2020年に竣工。審査では、脱炭素社会実現に向けて大きな貢献をしただけでなく、環境技術の断片的な採用に陥らず、建築意匠・構造・環境の三位をバランよく統合した空間デザインとして高く評価された。
また、県西地域からは同じく一般建築物部門で、富士屋ホテル（箱根町）と小田原三の丸ホール（小田原市）が優秀賞を受賞した。
▲開成町庁舎（提供：開成町）