小田原市 スポーツ 街の話題 2018年03月09日号

旭丘高校から今年も大相撲デビュー
「新富士」角界人生スタート

2020/05/12

小田原市城内にある新名学園旭丘高校相撲部から、今年も大相撲力士が誕生!この春卒業した高木大貴さん(18歳)が、伊勢ヶ濱部屋(元横綱旭富士)にて力士としての生活を歩み始めている。「新富士」の四股名をもらい、今年の初場所で序の口力士としてデビューした。同校からは昨年度にも、矢野雄一郎さんが「桜富士」として同じく伊勢ヶ濱部屋に入門。2年連続の角界入りとなった。
高木さんは、秦野市出身で平塚市立山城中学校を卒業。身長175cm、体重95kgと力士としては小柄な体格。「相撲は自分より大きい相手にも勝てるようになり面白いと思った」と話す。高校に入るまで相撲は未経験だったが、相撲部で岸田光弘顧問のもと稽古を重ね、新人戦の軽量級で全国ベスト16に。スピードと技を磨き、前に出る相撲を心がける。
岸田顧問は、「学校には稽古の環境を整えてもらい感謝しています」と語った。2面の土俵があるのは全国の高校でも珍しいとのこと。水野浩理事長も、岸田さんの思いのおかげと嬉しそうに話した。
「新富士」の四股名は、学校名の新名学園から一文字をとって親方が名付けてくれた。「学校を背負って頑張ります」と高木さん。あさって11日(日)から始まる3月場所も注目だ。

P-20180309_shinfuji▲左から岸田顧問、高木さん、水野理事長

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