開成町 ニュース 産業 2021年03月05日号

開成町の活性化へ、空き店舗での開業を促進
「開成むすび」がお店づくり応援

2021/03/05

開成町で、空き店舗を活用した開業応援プロジェクト「開成むすび」がスタートした。
町の中部・北部に見られるシャッターが閉まったままの空き店舗を再生し、活気ある街並みにすることを目指す取組み。開成町商工振興会が、デザイナーや建築業、不動産業、看板業者などの地域の商工業者による「Team KAI」と連携し、開業や業態変更などをバックアップ。それぞれの専門分野を活かし、物件探しから改装、宣伝、資金相談まで幅広く対応する。
その実例作りとして、40年以上営業し昨年12月に店舗を閉じた「冨士寝具店」(同町延沢)
をメンバーが改装。3月12日(金)、シェアオフィス等を備えたサテライトオフィスとしてオープンし、開業希望者らに活用してもらう。
作業では、店の特徴だった水色と白のストライプの外観はそのまま残し、什器を郵便ポストに再利用するなど工夫。「親しみやすく、相談しやすい場になれば」とデザイナーの金井真由美さん。振興会の山田貴弘会長は「シャッターを1つでも多く開けていく気持ちで取組んでいく」と意気込む。問合せはTEL.0465-83-3211事務局の足柄上商工会へ。

POST20210305_kaisei_a▲3月12日(金)にオープンするサテライトオフィス(元「冨士寝具店」)のイメージ

POST20210305_kaisei_b▲冨士寝具店の改装作業を行う「Team KAI」のメンバー

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