小田原市 暮らし ニュース 2021年06月11日号

小田原市立町田小で13年目
廃食油を集めて燃料に

CO2を削減

小田原市立町田小学校(同市寿町)の「廃食油リサイクル活動」が13年目を迎えた。
毎月設定された収集日に、児童たちは家庭で使った食用油を持って登校。5・6年生の環境委員の児童があいさつ運動とともに回収している。
集まった廃食油は、市内の廃棄物処理業者「小田原衛生グループ」
が引き受け、環境にやさしいバイオディーゼル燃料に精製し、ゴミ収集車の燃料として再利用。軽油をそのまま用いる場合と比較して大幅なCO2削減となり、地球温暖化の対策にもなる。
今年は4月より活動をスタート。5月20日・21日に2回目の回収を行った。「この活動を通じて環境を考える機会になっています」と峰裕文教諭。

▲廃食油を回収する環境委員の児童

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