秦野市千村で「夏水仙」が開花
淡いピンク色、涼しげに
2021/08/06
秦野市千村5丁目の住宅街の空き地で「夏水仙」が開花している。
夏水仙はヒガンバナ科の植物で、春に葉を出して枯れた後に花が咲く。一つの花茎に5、6輪の花が咲き、少し青味がかった淡いピンク色が清楚で涼しげ。
もともとこの空き地の奥に自生していたのを、近所に住む玉川孝二さん(79歳)が数年前に発見した。通りを歩く人にも楽しんでもらおうと草刈りをして手前に移植し、世話を続けている。
50株ほどを約30センチ間隔で植えており、盛りの時には道路沿いにいくつもの花が咲く。今年は7月半ば頃から咲きだし、8月上旬に見頃を迎えそうだ。
「毎年見に来てくれる人もいて嬉しい。手入れのしがいがあります」と玉川さん。現地まで来られる人を対象に球根をプレゼントする。先着10人。問合せはTEL.090-4934-5195玉川さんへ。
▲開花した夏水仙