小田原市曽我岸の畑で発電開始
2020/04/20
農業とエネルギーで地域を元気に!
11月9日、小田原市曽我岸のサツマイモ畑において、農業と太陽光発電を同時に行なう新しい発電方式「ソーラーシェアリング」が完成し、発電開始のセレモニーが開かれた。
運営母体は、合同会社「小田原かなごてファーム」。約327㎡の農地に太陽光発電パネル56枚を設置した。発電容量は15.12kW。
セレモニーには、脱原発と自然エネルギーの推進を訴える小泉純一郎元首相も出席し、お祝いの言葉を述べた。
ソーラーシェアリングは、増加する耕作放棄地の新たな活用法としても注目されている。
小田原かなごてファームでは、小田原でも問題となっている耕作放棄地化への対策として、
曽我地区の耕作放棄直前のミカン畑を地域の人々の手により再生するプロジェクトなどを推進。収穫のみならず、
ジュースにして販売するなどの活動に取組んでいる。
式典の最後には〝農業とエネルギーで地域を元気に”の思いをこめ、事業関係者らがテープカットを行なった。