小田原市 ニュース 産業 2021年05月28日号

豊作で品質も良好
小田原梅 出荷開始

2021/06/14

小田原の曽我梅林で、今年も特産品の梅の収穫が始まった。
生産農家でつくる「小田原市梅研究会」会長の星野和夫さんによると、今年の出荷量は昨年の2・5倍の350トンを見込んでいる。350トンを超えるのは2013年以来8年ぶり。また、実の太りも良く生育も順調で、豊作が期待できる。
収穫は6月中旬頃まで続く。今の時期は主に梅酒用の品種「白加賀」を収穫し、6月になると梅干し用の「十郎」の出荷が始まる。
上曽我にある星野さんの畑でも、みずみずしい梅の実がたわわに実った。星野さんは「梅酒用・梅干し用ともに出来が良い」と笑顔で話した。
かながわブランドにも登録されている小田原の梅。「家庭でできる梅酒や梅ジャム、梅干し作りを楽しんでもらえたら」と星野さん。

▲たわわに実った梅を収穫する星野さん

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