ニュース 箱根町 2020年07月17日号

早雲山駅舎がリニューアル
展望テラスや足湯を新設
箱根の新たな観光スポットに

2020/07/17

箱根登山ケーブルカーと箱根ロープウェイの乗換駅である早雲山駅舎が全面リニューアルし、7月9日にオープンした。展望テラスや足湯、ショップなどが併設され、箱根の新たな観光スポットとして人気を集めそうだ。
新駅舎は地上2階、地下1階建て。バリアフリー化を推進し、エスカレーターや多機能トイレを新設。また、ホームにはケーブルカーでは日本初となる昇降式ホーム柵を設置した。さらに噴石対策を施し、大涌谷周辺で火山活動が活発化した際は300人程度が収容可能な一時避難施設として利用できる。
2階には展望テラス、足湯、ショップ、ラウンジからなる新スポット「cumo(クーモ)箱根」を新設した。
テラスは、正面に明星ヶ岳の「大」の文字の眺めが広がる。箱根外輪山や強羅の街並み、相模湾までも一望でき、足元には無料で利用できる足湯を設置した。施設名である「雲」をイメージしたオリジナルのフードメニューとともに、絶景をほっこりと楽しみたい。
また、ショップで購入したポストカードに切手を貼って投函すると、大涌谷の風景印が押されて郵送されるユニークなサービスも。ラウンジの充電コーナーは蓄電池使用なので、停電時でも利用できる。

箱根ゴールデンコース完全復活 

来週7月23日(祝)からは、昨年の台風被害から運休していた箱根登山電車が全線で運転を再開予定。これにより、箱根の観光ルート「箱根ゴールデンコース」が完全復活となる。小田急箱根グループでは、「全ての方にかけがえのない思い出を作ってもらえるよう、世界に誇る観光地・箱根を目指す」としている。

POST20200717_sounzan_a▲明星ヶ岳の「大」を目の前に望める展望テラス。足元には足湯も。

POST20200717_sounzan_b▲木の温もりを感じさせるラウンジエリア

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