≪小田原市≫
マンホールの蓋が新たなデザインに
城北工業高校の生徒がデザイン
2021/08/06
小田原市内のマンホール蓋のデザインが、約30年ぶりに変わることになった。
新デザインは県立小田原城北工業高校デザイン科3年の山口優香さんによるもの。小田原城や小田原ちょうちん、学び橋、梅の花など小田原の魅力が描かれている。「下水道の日」の9月10日(金)に小田原城址公園内で1基目を設置し、その後は新しく整備する箇所や古くなった蓋の交換時に順次切り替えを行う。
現在のマンホール蓋「酒匂の渡し」は、1988年に市の職員がデザイン。昭和、平成、令和と移り、新しい時代の担い手である学生にデザインしてもらおうと下水道事業の若手職員が発案。地域連携の意味もこめ、同校デザイン科に依頼した。
同校からはデザイン科の全生徒103人が案を提出し、3回の選考を経て山口さんのデザインに決定。迫力あるデザインが決め手になったという。山口さんと学校には7月19日、守屋輝彦市長から感謝状と記念品が贈られた。
▲小田原城北工業高校3年の山口さんによる新デザイン
▲守屋市長(左)から感謝状などが贈呈された山口さん(右)